最近読んだ本

2007年2月17日 (土)

ちびギャラ

ちびギャラ Book ちびギャラ

著者:ボンボヤージュ
販売元:ゴマブックス
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最近読んだ本の中で、今一番素敵に輝いてます。

【ちびギャラ】。

写真には写ってませんが、帯には

「ほっ」あります。

と書いてありました。

大人のための絵本です。

心が「ほっ」としたり、

心が熱くなったり、

心が許されたりします。

たくさんの人に読んでもらいたくて

待合に一冊置きました。

読んでもらいたい友達がいて、

一冊誕生日にプレゼントしました。

真剣に読んでいた友達がその本を閉じるとき、

「よしっ。決めた」

とつぶやきました。

何を決めたのかは、特に聞きませんでした。

読む人それぞれに、きっと響くフレーズが隠されています。

そんな素敵な心のサプリになる本だと

私は思います。

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2007年1月23日 (火)

ワニの丸かじり

ワニの丸かじり Book ワニの丸かじり

著者:東海林 さだお
販売元:文藝春秋
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ワニを食べるのはまぁいいとして、

ワニを丸かじりするっていうのはどうでしょう??

というのは冗談で、ご存知東海林さだおさん

丸かじりシリーズであります。

今回も笑いました☆

どうぞ疲れた時、イライラした時に

ダル~~~~ンヽ(゜▽、゜)ノ

とした気分を味わいたければ手にとってみてくださいd(^-^)

ワニといえば、つい先日、静岡ローカルのニュースでワニの肉の話が出てました。

なんでも、静岡県湖西市という場所でワニ肉の販売を始めた業者がいるとかで、その試食会の模様がテレビで流れていたんですね。

「ワニ肉がいかに美味いものか」というのを熱く語る社長の後ろには、山積みされた、とても可愛らしいワニの顔のイラストがでっかく描かれた缶詰がビッシリ映ってました(^^;;

値段はうろ覚えなのですが、ワニ刺しで1パック2000円台だったような。。。

でもね、そんじょそこらの豚さんや鶏さんと1パックに入ってる量は違うでしょう?1パックって単位おかしいでしょう??

どれくらい入って2000円台なんだろう????

ちなみにその業者さん、今は輸入ワニ肉の販売をしていますが、2年後には湖西市の自社養殖場で今飼育しているワニさんの食用販売を始める予定だとか。

せっせと世話している様子もVTRで出てました。

なぜ・・・・ワニ・・・・・??Σ(゜□゜;)

ちなみに、かくいうワタクシ、2年前に一度だけ食べたことがあります。ワニ。

ステーキで出てきたんだけど、白身魚と鶏肉の中間みたいな味だったかなぁ?もう2年も前のことで忘れちゃいましたが、2年で忘れられちゃうものなんですねぇ、ワニを食べたってインパクトも。

ただ、その時一緒に食べたダチョウのほうが私の中ではお勧めデス。

でも小さい頃、絵本でちびクロサンボを読んだとき、生涯のうちにワニに食べられることはあっても自分がワニを食べるようになるとは思いもしなかったなぁ~┐('~`;)┌

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2006年10月22日 (日)

蛇にピアス

蛇にピアス 蛇にピアス

著者:金原 ひとみ
販売元:集英社
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元来私はやきもち焼きだと思う。。。

そう言うと私を知っている友達は口を揃えて「えー!?」と言うかもしれない。

そうじゃなくて。

旦那とかの話じゃなくて。

私がやきもちを焼く相手はたいてい、「才能」といわれるもの。

あ、ちなみに旦那や、さかのぼって昔の彼氏とかにはまったくやきもちは焼きません(笑)

他の女の子との付き合いもないような男はイヤなんで(^▽^;)

ま、余談でした。。。

この『蛇にピアス』という作品で数年前に20歳の女の子が芥川賞を受賞したと騒がれた時、私はひどく驚きました。もう一人の受賞者、綿矢りささんとともにステージで会見をしている彼女を見たときに、羨望のまなざしで眺めたのを覚えてます。

私も去年、「芥川賞を獲ってみたいな」とフと考えたことがあったっけ。

でも無理。

なぜなら、小説を書いていないから(。→ˇ艸←)

ごめんなさい。

ただね、本当に書いてみてもいいなと思ったんです。

その理由は、最終選考まで残れば私が愛して止まない山田詠美さんに原稿を読んでもらえるから..+'(◕ฺ∀◕ฺ)..+*
「それだけ!?」って、それだけです(^▽^;)

そしてそんなヤツに獲れる賞じゃないのも解かってるので戯言で終わったんですけどね(笑)

なかなか本の紹介まで進まなくてゴメンナサイil||li_| ̄|○il||l

読みました。

ほんと一気に読みました。

食事するのも面倒になるほど夢中で読みました。

なんて才能なんだ???

一体このコ、10代でどんな本を読んできたんだろう??

ジェラシーでガチガチになるほど興奮と落胆を繰り返しながら最後まで読み進めました。

アングラな世界に憧れて、舌先を蛇のようにふたつに裂こうとするルイ。

舌の拡張を進めながら、背中には彼氏と同じタトゥーを彫ってもらう。肉体を改造するというのは神の領域だと思いながらも、肉体改造に魅せられ身体にキズを入れていく。

SMの世界に近いアングラな暮らしを、繊細な描写で描いてあります。

だけど、その中には、「親の愛が足りなくてこうなった」とか、「他人の愛を縛りたくてこうしている」とか、大人が好む『理由付け』というものは一切含まれておらず、

街頭インタビューで「どうしてそういうことをするんですか?」という大人の問いかけに、「別にぃ。なんとなく」と応える現代の若者の姿が等身大に描かれている小説だなと思いました。

芥川賞かぁ。。。すげーなぁ、おい。

     ○Oo。―y(´▽`*) プハァー

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2006年10月17日 (火)

東海林さだおを抱いて・・・

今、東海林さだおさんの

食後のライスは大盛りで

という本を読んでいる。

ゆるい!!

ゆる~い文章で食について書くエッセイストなのだけれど、ほんとに文章がゆるゆるにゆるいのです。

それでいて、ダルくない。

つまりはかなり緻密に計算されてゆる~いをやっている人だということで、今回のこのゆるいっていう言葉は彼に対する賛辞だと受け止めていただきたい。

この東海林さだおの本と最初に出合ったのは駅のキオスク。

何気なく手にした本が、彼の「まるかじりシリーズ」の一冊だった。

もう今となっては何のまるかじりだったかも思い出せない。

それほどにその後、彼のまるかじりをまるかじりしていった。(ウマイっ!!え!?ウマくない?あ、そう・・・)

とにかく彼の本はゆるい。

あ、それはもうとっくに何度も言ったか。

私は彼の本をぜひとも各駅停車の電車、つまりは鈍行の中で読むことをお勧めしたい。

これが、新幹線の中や、しいてはグリーン車のゆったりシートに包まれて、車内温度が一定に保たれた快適空間の中で読まれては東海林さだおの旨みが出てこない。

ある時はギューギューに詰まった車内で読書に夢中で立っている人に気がつかないフリをし、またある時はガラガラの電車の中で隣りのカップルの会話に耳を傾けつつ。

そして気が向いたときには目の前のおばあちゃんに席を譲り、3駅分ぐらい立ち読みするのもよかろう。

おやおや、今日はなんだか文体が違ってきていることにお気づきになった方もいるかもしれない。

今日はちょっとばかし面白がって、不肖たんちゃんが東海林さんの文体を少しマネして書いてみたのであります。

えぇ、関係者が見たら不愉快極まりないばかりか、あまりの稚拙な物真似にそっこく削除依頼が来そうな今日の記事であります。

読書の秋を楽しむなら、東海林さだおを抱いて、各駅停車の旅を楽しむのもまたおつなように感じます。

※今日は面白がってこのような文章にしてしまいましたが、実際の東海林さだおさんはもちろんもっと面白い文章を書かれます。

まぁ、ここでわざわざ注意書きを添えることでもないのですが、本当に面白いエッセイです。

ご興味がある方はぜひ、「本当の東海林節」をご堪能ください♪

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2006年10月10日 (火)

探偵ガリレオ

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探偵ガリレオ

             東野圭吾

        文春文庫

先日の「博士が愛した数式」数学のお話なら、

こちらの「探偵ガリレオ」物理が物語の主体になっています。

学校に理数系の勉強と体育の授業がなければ、私の学生生活はもっと楽しかったような気がします。

苦手でした。

いや、苦手っていうか、

物理って・・・・なんだっけ?(*゜o゜*)~゜

ってぐらい記憶がありません。。。

たしか、「○○○の法則」とかがたくさん出てきたアレですよね(^▽^;)あはは。

私の中ではそのくらいの認識なのですが、うちの旦那のように、もろ理数系っていう人たちにとっては非常に興味深い推理小説だと思います。

この本の中には短編の事件がいくつか収録されていて、それぞれの事件が一見超常現象のようなものばかり。

突然人の頭が燃え始めたり、沼の真ん中から死体とともにデスマスクが発見されたり・・・。

手も足も出ない刑事草薙が、旧知の友人、物理学者の湯川を訪ね、事件の解明を依頼します。

さまざまな聞き込み、実験を重ね、行き着く先に待っていた真実は、超常現象などではなく、物理学を知り尽くした犯人のみが犯すことの出来る完全犯罪だった!!というお話です。

○○○の法則。

○○という金属の特性を生かしたホニャララ。。。

(*_ _).。oOグゥー・・・(; ̄◇ ̄)ハッ!

す、すみません。寝てしまったのはまったくの冗談です(汗)

これがまた面白いんですよ!(これホントです)

ただ、推理の『す』さえ出来ないので、まったくの読み物としてお勧めします(^▽^;)

ひょっとしたら、うちの旦那さんならひとつぐらい途中で解かったんでしょうか?珍しく旦那に薦められた一冊です。(うちの旦那さんは通常小説は読まないんです。えぇ、理系の人なので・・・)

物理学の法則は、鉄の法則で破られることはないようですが、

私の中の、「物理の話をし出した途端に寝てしまう」という法則は、今回とうとう崩れてしまいました <(_ _)>

この作品、評判が良かったようで、二作目、三作目が出版されているようです。

さっそく探さねば。

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2006年6月 5日 (月)

A 2 Z

 

 

A2Z Book A2Z

著者:山田 詠美
販売元:講談社
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たった二十六文字で、関係のすべてを描ける言語がある。

男と女の出会いから別れまでをAtoZのアルファベットの頭文字でつなぐ物語。

本文冒頭は緑の文字で上記した一文だった。

私はこの素敵なアイディアに含み笑いをしながら単行本を手にした。

男と女の出会い。それはいつだってaccidentから始まる。

男はよく「僕たちは出会うべくして出会ったんだ」なんてうそぶくけど、そんなのは嘘。神様は私たちの運命になんて付き合っているほど暇じゃない。

恋の始まりは・・・・、いや、人との出会いなんて、始まりは必ずaccident

中学生の頃、男の子たちが

「Aはキス、Bは・・・・・・」

なんて言ってはしゃいでいたけれど、今ならそんな好奇心の塊の時代の幼さを笑うことが出来る。

そんな3つぐらいのアルファベットで終わらせられる程、恋は即物的ではない。

大人の恋はaccidentからゆっくり楽しむことが出来るし、終わった恋を振り返る時だっていつでも出会いから反芻することが出来る。

この本は『A 2 Z』というタイトルながら、恋の手ほどき書とは程遠い。

夫に恋人の存在を知らされショックを受けて泣き崩れる妻に「大丈夫か?」と声をかける夫。それについて妻が「寂しい」と口にすると、「大丈夫だよ、おれが付いてる。そういう時のためのだんなじゃん」と慰める旦那。この素っ頓狂な夫婦関係がこの物語すべてのベースになっている。

その妻もある日突然恋に落ちる。

三十五歳。出版社勤務。既婚。数限りない恋愛小説を読み、少なからぬ恋愛を経験し、時には恋愛をテーマにした本を作ってきた。さあ、何でも、私に聞いてごらんなさい。なんて胸を張っても良さそうなところだが、大きな顔をするのはもう止めよう。私は、何も学習して来なかった。あるいは、学んだことを、すべて忘れてしまったようである。

いくら年齢を重ねても、経験を重ねても、新たな恋をAtoZの途中から始めることなんて出来はしない。

だから人は飽きもせず、新たな恋愛小説を待ち、ラブソングを望むのだろう。

[ boy meets girl ] = よくある話

なんてクールに訳さずに、accidentが連れてきた新たな恋に、いくつになってもジタバタ出来る人って素敵だな、と思う。

風が気持ち良いこの季節にちょっとお勧めな一冊です。

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2006年3月23日 (木)

蝶々の纏足

060322_2355_1 今日は旦那様が急遽出張で、ひとりぼっちです。

外は雨なので、今夜は読書でもしようと思って、先日買った

山田詠美『蝶々の纏足』

を読むことにしました。

これは以前、図書館で借りて読んだことがある本。

山田詠美といえば、「黒人の男ってサイコー!」とか、「セックス万歳!!」とかいう内容の小説ばっか書いてる人でしょう?って言うヤツ、去ってよしっ!!

彼女は私に心の贅沢を教えてくれた人です☆

彼女ほど自分の五感を働かせている人はいないんじゃないかしら?

爪の先にほんのちょっと触れただけの風の暖かさに涙ぐみ、

蜘蛛の糸についた朝露の美しさに心を囚われ、その朝露を蜘蛛だけに飲ませるのはズルイと悔しがる。

私は彼女のそんな感性を見せ付けられると無性に誰かをぎゅーって抱きしめたくなってしまうのです。

彼女の小説は全編、詩を紡いで作り上げられたように心地良い。

やたら文学ぶって、難しい日本語、普段見かけたこともないような単語を使いたがる作家って多いでしょう?

そんな中、彼女の言葉は、すべて易しい。そして、優しい。

日本語の美しいところだけを絹糸で紡ぎ合わせて色彩豊かなストーリーに仕上げていくのが長けている人なのです。

小説の中の主人公はみんな一所懸命恋をします。

恋をすると、周りのいろんなものが温度を持ち始めるでしょう?そこのところの描写がずば抜けて叙情的<lyricism>なの。

なのに、不思議なほどに読んでるこちら側に温度の共感が生まれなくて。

そこの計算(?)

ほんと不思議な感覚。

だから彼女の作品には感情のリンクがない。それは一人称単数で書き進められていても、読み手がその中の「私」になることはけっしてなくって、ただただ美しい事の成り行きを見守る読者のポジションのままいることを余儀なくされるわけで。。。。

う~ん、、、

なんだか酒に酔って書いていたら難しい文章になってきた上に、長いだけでまだ本題に入れてないぞぉ( -∇-)

とにかく、この『蝶々の纏足』。

山田詠美の代表作のひとつであります。

山田詠美といえば、やっぱり冒頭のように「黒人男性とのアバンチュール」の作品が多いんだけど、高校生を主役にした作品のほうを『真骨頂』と呼ぶ人も多い。

この作品も少女が大人になっていく途中を描いたものです。

自分の心と身体の成長に、戸惑いつつもごまかすことなく真っ直ぐに向き合って大人になっていく様を描いてあります。

でも私に言わせてもらうと、(・・・まぁ、さっきから私しか言ってませんが(^^;; )彼女の『真骨頂』を語るなら、

『ぼくは勉強ができない』とか、あとは短編ですが

『雨の化石』とか、男子学生の目から綴った作品のほうが好みです。

かれらの真っ直ぐさは、色で表すと

透明に青色を少~しだけ落とした色。

少年時代に太陽の光が必要なのは、彼らに少しずつ色が付きはじめるのを、光の屈折を利用しないと見せてあげることが出来ないから。

。。。。。。えっと、、、、

ここまで書いて、冷静になって上から読み直してみました。。。

すいません。。(-_-;) 

山田詠美に関しては、ちょっと今信者入ってるので酒の力も借りてダラダラ語り過ぎました。。。

で、

『蝶々の纏足』についての感想って一文しか書いてないし・・・

               ド━━━(゜ロ゜;)━━ン!!

この文章能力のなさが、小説書けない最大の要因なのですね。。。。

・・・・ 反省 ・・・・・

ちょっと語りすぎちゃったんで、もう寝ます。

最後まで読んでくださった方、ほんと感謝です☆

           ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ

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